低用量ピル、アフターピル処方の流れ

  1. 問診・血圧・体重測定
    現在の健康状態や服用しているお薬の有無、既往歴の有無などの問診を行ったうえで、血圧・体重測定を受けていただきます。
    必要に応じて、内診を行う場合があります。
  2. ピルのご説明
    検査結果に問題がなければピルの効能や副作用、服用時の注意事項についてご説明します。
  3. 処方
    実際にピルを処方します。医師の指示通りに服用してくださいますようお願いいたします。

注意点

  • 一年毎に子宮頸がん検査、経膣エコー検査を行うことを推奨しております。
    他の病院などで血液検査や子宮頸がん検診などを受けていらっしゃる方は検査結果をお持ちください。
  • ご家族に血栓症の既往歴のある方は、事前に申し出るようお願い致します。
  • 40歳以上、高血圧、喫煙者、肥満の方は低用量ピルを処方できない場合がございますので、医師にご相談ください。
  • 初回内服より2ヶ月間は下肢血栓症状の有無を確認致しますので、タイツやブーツなどの服装は避けてください。

低用量ピルは3ヶ月目以降まとめて処方ができます!

内服に慣れ、トラブルもなかった場合は、受付で血圧・体重測定のみでピルをお渡しすることも可能になります。

代表的なピルの効果・特徴等

ピルの種類 低用量 アフターピル
商品名 ファボワール
(「マーベロン28」のジェネリック医薬品です。)
ラベルフィーユ
(「トリキュラー28」のジェネリック医薬品です。)
ノボノルゲストレル
規格等
  • 28日分/シート
  • 一相性
    (含有ホルモン量が一定)
  • 第3世代
  • 28日分/シート
  • 三相性
    (時期により含有ホルモン量が3段階になっている)
  • 第2世代
1錠/回
(飲み切り)
効果、適応 エストロゲンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンからなるお薬を毎日1錠ずつ服用します。
  • 排卵を抑制し、子宮頚管粘液の性状が変わり子宮内に精子が侵入するのを防ぎ、また子宮内膜の肥厚を抑制し受精卵が着床しにくくなることにより、高い避妊効果が得られます。
  • 経血(月経血)量の減少や、ホルモンバランスを整えることでPMSの症状緩和を見込めるなどのメリットがあります。子宮内膜症の治療としても利用されます。
  • ピルを内服することにより血栓症のリスクがあります。特に飲み始めは注意が必要です。
    (血栓症発症率は3~9人/10,000婦人/年です。比較として女性全体の血栓症発症率は1~5人/10,000婦人/年、妊婦においては5~20人/婦人/年となります。)

※低用量ピルは避妊効果がありますが、性感染症の予防はできませんので、感染症予防にはコンドームを使用しましょう。

・避妊がなされなかった性交渉のあと72時間以内に第二世代黄体ホルモンからなる中用量ピルを1錠内服します。服用後の妊娠率は1.13%(Lancet)~2.25%(北村)という報告があります。一般の妊娠率が8%とすると、妊娠阻止率は70%~80%と言われていますが、内服が早ければ成功率は高くなり、遅くなるほどに成功率は下がります。
特徴
  • 月経日の調整がしやすいです。
  • 三相性と比較すると、不正出血が起こりやすいです。
自然なホルモンバランスに似たホルモン量で構成されています。 低用量ピルと比較すると、副作用が出やすいです。(吐き気(2.25%)、頭痛や胃腸障害等(7.96%))

※ピルの処方は予約がなくても行うことができます(予約があると、待ち時間が少なくなります。)