<8月より胎児超音波スクリーニング検査外来がスタートします>
8月実施日:20日(木)10時~14時(お電話または、WEBにてご予約ください。)
※9月以降の日程は確定次第ご案内します。

 胎児超音波スクリーニング検査とは、超音波(エコー)で胎児に先天的な病気がないかを調べる検査となり、当院で妊婦健診を受けていない方にも受けていただくことができます。
通常の妊婦健診時に行う腹部エコーは、胎児の推定体重や向き、胎盤の位置、羊水量などを確認する目的で行っています。胎児超音波スクリーニング検査では胎児の全身(四肢や臓器、脳等)、胎盤や臍帯に治療を要する疾患はないかを細かく観察します。胎児超音波スクリーニング検査で全ての疾患が見つけられるわけではありませんが、この検査を行うことで万一赤ちゃんに疾患があると分かった場合には、より慎重に妊娠中の経過を観察できたり、分娩するための最適な環境づくりや、出生後の早期処置などの準備を事前に行えるというメリットがあります。

胎児超音波スクリーニング検査実施時期

中期(20週前後)~後期(30週前後)
※検査には約20分程度要します。
※初期の胎児スクリーニングは当院では行っていません。

中期(18~22週)

 胎児の形の変化を最も確認しやすい時期となります。心奇形、消化管異常、頭部内部の異常等を確認します。  人工妊娠中絶の可能な週数を考慮して、妊娠18週から20週に検査を受ける妊婦さんもいらっしゃいますし、逆に妊娠22週以降に検査を受ける妊婦さんもいらっしゃいます。

後期(28~32週)

胎児の成長の確認と血流の評価、羊水量の評価を行います。また、胎児が大きくなってからでないとわかりにくい異常(口唇裂や口蓋裂、消化管の異常等)について精査を行います。

<当院では超音波検査技師が胎児スクリーニングを実施します>

超音波検査は、現在さまざまな病気の診断に活用され専門分野も確立されています。日本超音波医学会では、体表臓器(甲状腺や乳腺など)、循環器、消化器、泌尿器、産婦人科、健診、血管という7つの領域に分けて資格を認定しており、産婦人科においては、さらに胎児専門と婦人科のがんや筋腫などの病気専門に分野が分かれています。
当院では、胎児スクリーニングの経験を積んだ産婦人科領域の超音波検査技師が専門に検査を行うことで、胎児や母体の病気やトラブルの早期発見に努めています。
診断は医師が行い、所見が認められた場合は適切な高次医療機関へ連携致します。

※胎児スクリーニングで、疾患やトラブルが100%発見できるわけではありません。生まれてくるまでわからないものもありますので、ご承知おきください。